以前こちらで、とある場所にある桜が好きだという話をしました。
先日その近くに用事があり、少し寄り道をしてみました。
(急&要の外出です!人がいなかったのでソーシャルディスタンスも十分に取れています!)
当たり前のことですが、前回来たときより時間が流れていました。
朽ちていた鶏小屋と錆びたブランコは完全に撤去され、
廃校の建物自体は残っていましたが以前より錆に飲み込まれていました。
大きな桜の樹は切り倒されて、ささやかな木漏れ日は完全な日向となり
優しくて憂いのある空気はなく、ただの日当たりの良い広い場所となっていました。
いつかはこの退廃的な景色がなくなると言いましたが、
本当になくなってしまうとどこか寂しいものがあります。
ノスタルジーとデカダンスをブレンドしたようなその場所に、
ロマンを感じていたのかもしれません。
少しだけ感傷的になった夏の思い出。